シニア・プレシニアになり、「若くないとできない」と新しい趣味や遊びにチャレンジすることをあきらめていませんか。シニアになった人ができない趣味や遊びはありませんし、新しい趣味や遊びにチャレンジすることが心身の健康につながるので、むしろ、どんどんチャレンジするべきです。この記事では、シニア・プレシニアの人におすすめの趣味や遊びについて、メリットと楽しみ方のコツもあわせて解説します。
シニアにおすすめのアクティブな遊びや趣味|体力にあわせた対策が楽しむコツ
シニア・プレシニアになり、「20代・30代に比べて大きく体力・気力が低下した」と感じたことがある人もいると思います。体力・気力の低下にともない、アクティブさがなくなり、外出や運動の機会が減っていたりしませんか?
以下で紹介するような「若い人の趣味」「若くないと始められない趣味」とあきらめてしまうことが多い趣味の大半は、シニア・プレシニアの初心者でもチャレンジ可能です。
登山・トレッキング・ハイキング
登山やトレッキングに正式な定義はなく、厳密な違いもありませんが、一般的には登山・トレッキング・ハイキングには以下の違いがあるといわれています。
- 登山
- 山頂・頂上を目指し山歩きをすること。山を登ること。ハーネスなどを使う本格的な登山もあるが、低山登山もあるので、運動強度が一番高いとは限らない
- トレッキング
- いわゆる「山歩き」。山頂・頂上を目指す必要はなく、軽登山の意味で使われることもある。縦走や宿泊しながらの山歩きなど、長い距離・時間の山歩きに使われることもある
- ハイキング
- なだらかな山道・山岳地の草原などを歩き、自然を楽しむこと。ロープウェイを使った登山や低山登山などをハイキングと呼ぶこともある
登山と聞くと体力の消耗が激しいように聞こえるかもしれませんが、標高や山道の状態・険しさなどで運動の強度を変えられますし、ロープウェイやバスなどを使うことも可能です。山の自然や現地のグルメを楽しみながら体力・筋力の増強ができますし、温泉があれば湯治も楽しめます。登山用のウェアや道具も好みや登山レベルにあわせてそろえられるので、コレクションの楽しみもありますね。
登山・トレッキング・ハイキングを楽しむコツは、「無理をしない」ことです。最近は、登山・トレッキング・ハイキングの事故が増えていますので、体力的な面で無理をしないことはもちろんですが、天候やスケジュールの面でも無理をしないようにしてください。また、川や崖、立入禁止の登山道などにも注意してください。登山・トレッキング・ハイキングのレベルにあわせて服装・道具やシューズを使い分けることも大切です。何かあったときのために、応急処置セットや行動食も忘れないようにしましょう。まずは、出かける山と周辺の下調べを念入りにすることから始めましょう。
登山・トレッキング・ハイキングのメリット
- 自分にあわせたトレーニングができる
- 有酸素運動と無酸素運動ができる
- 森林浴など、自然を満喫することで、リラックスやストレス解消につながる
- 地域の温泉・グルメ・観光スポットなど、旅としての魅力もある
- 登山ウェアや登山道具など、コレクションも楽しめる
登山・トレッキング・ハイキングを楽しむコツ
- 自分の体力・好み・スケジュールにあう内容のコース・スケジュールを選ぶ
- 日頃から歩く量を増やし、体力・筋力を高めておく
- シューズ・ウェア・道具などは、自分にあうもの・状況にあうものをこだわって選ぶ
- 楽しくなってくると無理をしがち。無理のない予定を組み、感情をコントロールしながら行動する
- 現地の下調べをきちんとしておく。とくに天気予報はこまめにチェックする
マラソン・サイクリング
マラソンは、ジョギング・ランニングの延長として楽しめますし、気の向くまま自転車に乗りサイクリングに出かけるのも素敵な時間ですよね。競技として厳しい目標を設定するのでなければ、マラソン・サイクリングはシニア・プレシニアの趣味としておすすめです。もちろん、シニア・プレシニアが参加可能な大会もたくさんありますので、慣れてきたら自分のペースで参加しても良いでしょう。
適切なペースを守るうえでは、マラソン・サイクリングはおすすめの有酸素運動です。ダイエットや生活習慣病予防にもなりますし、体力維持にも役立ちます。マラソン・サイクリングを楽しむためには、現在の自分にあうペースで長く継続することが大切です。若い頃に運動をしていた人は、「昔できていた速めのペース」でマラソン・サイクリングをしがちですが、これはあまりおすすめできません。久しぶりに運動するのであればかなり体力が落ちています。まずは少しきついと思う程度から始め、少しずつペースを上げていきましょう。マラソンであればマラソン用のシューズとマラソン用のウェアを、サイクリングであれば自転車のパーツとサイクリングウェア、ヘルメットをそろえることから始め、少しずつグレードを上げていくと、パフォーマンスが上がりますし、モチベーションも保ちやすくなります。
マラソン・サイクリングのメリット
- 手軽でペースを調整しやすい有酸素運動。ダイエット・生活習慣病予防にもおすすめ
- リフレッシュしやすく、ストレス解消になる
- 集中力を上げる・前頭葉を活性化するなど、脳・認知機能にも良い影響が期待できる
- 大会に出場できるようになると、モチベーションが上がりやすく、やりがいも生まれる
- 継続する楽しみ・大会などに参加する楽しみ・出かける楽しみ・記録を伸ばす楽しみなど、ポジティブで健康的な楽しみが多い
マラソン・サイクリングを楽しむコツ
- 自分のペースを守って気長に続ける。昔運動をしていた人は無理をしがちなので注意
- ケガなどを予防するため、膝にやさしいスニーカーやシューズ・インソール・サポーター・ヘルメット・ニーパッドなどをきちんと用意する。編集部的には、サイクリングではヘルメット着用をおすすめ
- スマートウォッチなど、脈拍などの自分の状態を計測できるツールを着用する。何かあったときのためにも、緊急通報できる機能があるものがおすすめ
- 長時間の場合は、水分・栄養補給ができるものを携帯する。小銭やキャッシュレス決済できる端末があるとなお良い
- 大会に参加するときはルール・マナーを守り、食事・体調の管理に気をつける(大会前夜、参加後で食べ過ぎなどをしやすい)
キャンプ・バーベキュー
現在、空前のキャンプブームに突入しており、ブームは少しおちついきていますが人気はまだまだ続きそうです。「シニア・プレシニアになると体力的にキャンプは難しいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、最近は軽量で簡単に使えるキャンプ道具(キャンプツール・キャンプギア)も増えていますし、低価格でも品質が高いものが多いです。また、道具全てをレンタルでまかなえる手ぶらで行けるキャンプ場もあります。
キャンプの醍醐味といえば、キャンプ飯・バーベキューです。キャンプ用の調理器具もたくさんあるので、お気に入りの道具をそろえる楽しみもありますし、焚き火に癒やされながらのんびり食事やコーヒーを楽しむというのもおすすめです。「本格的なキャンプはちょっと…」という人は、グランピングやベランピング、チェアリングから始めてみるのもおすすめです。チェアリングはかなり手軽に楽しめるので、シニア・プレシニアにはとくにおすすめします。
キャンプ・バーベキューのメリット
- アクティビティ・癒やし・グルメが楽しめ、心身のリフレッシュになる
- ストレス解消やデジタル・デトックスなどにも使える
- 以前よりも手軽に始められ、安心して使える施設も増えている。家族などのグループだけでなく、ひとりでも楽しめる
- キャンプ道具を集める楽しみがあり、工夫しだいではお金もあまりかからない
- サイクリング・ジョギング・釣りなど、アクティブな趣味と一緒に楽しみやすい
キャンプ・バーベキューを楽しむコツ
- 初心者のうちは無理をしない。オートタイプ・電化製品のキャンプ道具もあるし、レンタル品が豊富な施設も増えてきたので、道具や施設に頼るのも大切
- 忙しい人は近場で楽しむのもアリ。チェアリング・ベランピングは手軽なのでおすすめ。都市型キャンプ施設・バーベキュー施設も便利
- ベランダや庭でキャンプ・バーベキューをするときは、防火対策をしっかり行い、ご近所トラブルの対策もきちんとしておく
- 山や川などでキャンプをするときは、必ず管理者に許可を取る。万が一のため、家族や友人などに予定を共有しておく
- 荷物の量は多すぎても少なすぎてもよくない。天気もチェックし、必要なものをパッキングする
サーフィン・ボディボード・SUP
サーフィン・ボディボード・SUPは、自然を楽しみながら体幹を鍛えられるスポーツであり、転地効果などによるリラックス作用が期待できます。筋力や持久力などの向上にも使えるので、スポーツのパフォーマンスアップや本格的な肉体改造にチャレンジしたい人にもおすすめです。サーフィン・ボディボード・SUPはローカルルールがあるため、少し気を使わなければいけない側面もありますが、仲間を作りやすく、いつもは出会わないような人たちと交流を持つきっかけにもなります。
旅や観光と一緒に楽しんでも良いですし、サーフィン・ボディボード・SUPのために引越し・移住するのも面白いです。サーフィン・ボディボード・SUP用にリフォーム・リノベーションした空間で暮らすのもおしゃれですし、毎日を楽しく過ごせるようになると思います。
サーフィン・ボディボード・SUPのメリット
- 体幹・肩まわり・股関節まわりの筋肉などを鍛えられ、全身の筋力・体力・持久力の向上にも役立つ
- リラックス・リフレッシュをしやすく、ストレス解消にもなる
- 波や水などの自然にふれあえるので、レジャー・観光のときのアクティビティにもおすすめ
- スポーツのパフォーマンスアップにもつながりやすく、ライフワークとして一生楽しめる趣味にもなる
- ファッションやインテリア、リフォーム、自転車などを、サーフィン・ボディボード・SUPに合わせるのも楽しい
サーフィン・ボディボード・SUPを楽しむコツ
- お気に入りの海・湖・川を見つけ、少しずつ道具・ツールをそろえる
- 現地の人・先輩のルール・アドバイスをきちんと守り、自然にやさしい道具・ツールを使うようにする
- 体調不良の日には、無理して行わない
- 目・耳・皮膚を水や紫外線から守り、冷え対策も万全にしておく
- 天気をこまめにチェックし、悪天候の日や天候が安定していない日には行わないようにする
カヌー・カヤック・ラフティング
カヌー・カヤック・ラフティングは、レンタルなどを利用すれば手ぶらで体験できますし、未経験でも始めやすいアクティビティです。自然と触れあうことでリラックス・癒やし効果を得られますし、筋力や心肺機能向上にも役立ちます。有酸素運動と無酸素運動をできるので、筋肉量を増やしつつ脂肪を燃焼させたいという人にもおすすめです。
海・川・湖に離接しているサービス店・施設も増えているので、安全面への配慮をきちんとしてくれるところを選ぶようにすれば、手軽に楽しめると思います。カヌー・カヤック・ラフティングができるところは美味しいものが充実していることが多いので、グルメを楽しめるというメリットもあります。
カヌー・カヤック・ラフティングのメリット
- 筋力と心肺機能を鍛えられる
- 有酸素運動と無酸素運動を同時にできるので、基礎代謝を上げやすく、ダイエットを進めやすい
- 自然に触れあうことでストレス解消・リラックスができ、癒し効果も期待できる
- 気軽に使えるお店・施設が増えているので、旅や観光と一緒に楽しみやすい
- 現地のグルメをおもいっきり楽しめる
カヌー・カヤック・ラフティングを楽しむコツ
- お店・施設を選ぶときは、安全面の配慮を徹底しているところを選ぶ
- OKCA公認など、信頼できる資格を持つ指導員・スタッフがいるところを選ぶ
- 心臓疾患などの持病がある人は、必ず医師の許可をもらってから行う
- 体調が悪いときには無理をしない
- 傷害保険などの保険には必ず加入し、ライフジャケットも必ず着用する
スキー・スノーボード
スキー・スノーボードは身近なウインタースポーツなので、すでに趣味として楽しんでいる人もいると思います。ただ、「今までやったことがない人」が初めてチャレンジするのは、少しハードルが高いと感じるかもしれません。スキーやスノーボードは、転倒などの危険がともなうスポーツではありますが、ルール・マナー・初心者のコツなどを守れば、初めての人でもチャレンジできるスポーツです。実際に、シニア・プレシニアになって初めてスキー・スノーボードを体験して、のめり込む人もいます。
スキー・スノーボードをするときは、基本的に雪山に行くことになりますので、転地効果によるリラックス効果が期待できます。また、下半身を中心に全身の筋肉が鍛えられますし、体幹を鍛えることでバランス感覚も養われます。運動不足になり汗をかきにくい冬に適度な運動ができるので、自律神経や睡眠のバランスを整えることにも役立ちます。
スキー・スノーボードのメリット
- 筋肉に適度な負荷をかけながら有酸素運動ができる
- 下半身の筋力を強化し、バランス感覚を養うことができる
- 汗をかく機会が減り運動不足になりやすいという冬のデメリットを解消できる
- 雪国・雪山特有のグルメや観光を楽しめる
- 近くに温泉があることが多いため温泉も楽しみやすく、温泉による疲労回復も狙える
スキー・スノーボードを楽しむコツ
- 初心者は、転ぶ練習と起き上がる練習から始める
- シニア・プレシニア対象のスキースクールに参加するのもおすすめ
- スキー用品・スノボ用品はまずレンタルで試し、自分にあうものを探すのがおすすめ
- スキー・スノボウェア、ブーツは、できれば購入したほうが良い。グローブ・インナーなどの小物類もレンタルがない場合が多いので購入するものを考えておく
- 移動も含めて旅行のスケジュールを管理する。とくにスキー・スノボをしたあとはかなり疲れているので注意
パラグライダー・パラセーリング
パラグライダーやパラセーリングは、スカイスポーツ(スカイアクティビティ)のジャンルに入ります。最近はさまざまなスカイスポーツを体験できますが、パラグライダーやパラセーリングは価格もそこまで高くなく、高いところが苦手な人でも楽しみやすいです。ちなみに、パラグライダーは山やスキー場のゲレンデなどを滑空するスカイスポーツで、パラセーリングは海の上でモーターボートに引っ張ってもらいながら上昇し、海上の飛行を楽しむスカイスポーツになります。どちらもパラシュートを使いますが上昇するメカニズムは異なり、使用するパラシュートの種類も違います。
運動神経や体力に自信がない人でも講習内容の通りに行動すれば簡単に空中飛行を楽しむことができますし、こだわりたい人は経験を積むことでさらに難易度の高い飛行にチャレンジすることも可能です。パラグライダー・パラセーリングをお得に楽しめるふるさと納税もあるので、限度額をチェックしたうえで旅行がてらに体験してみるのもおすすめです。
パラグライダー・パラセーリングのメリット
- 運動神経や体力に自信がない人や高いところが苦手な人でも、手軽に空中飛行を楽しめる
- スカイスポーツのなかでは利用料などが比較的安く、お店・スクール・施設も多い
- 自然にふれあいながら景色を楽しむことで、リラックス・リフレッシュ・ストレス解消をすることができる
- 動きやすい服装・シューズなどを用意する必要はあるが、基本的には特別に用意が必要なものはない
- パラグライダーが楽しめるふるさと納税やツアーパックなど、お得に楽しめるサービスがある
パラグライダー・パラセーリングを楽しむコツ
- パラグライダーは、浮遊体験のみのコース、タンデムフライトのコースなど、コース・時間などで料金が変わってくるため、きちんと料金・内容を確認しておく
- パラセーリングは、ロープの長さ(上昇する高さ)で料金が変わってくる。複数人数で同時に乗ることも可能
- 上空は地上よりも寒いので、上着などを利用して体温調節をする
- パラセーリングで濡れることはほとんどないが、濡れてもよい服装を用意しておく
- 季節・場所柄などで服装やルール・マナーなども変わってくるので、必ず事前に確認しておく
ダンス
多くのダンススクールの利用者は子どもから若い世代になりますが、30代後半から60歳以上など、シニア・プレシニアを対象にしたダンススクールもたくさんあります。社交ダンス(ソシアルダンス)などはシニア・プレシニアから始める人も多いですが、ヒップホップなどのいわゆる「若者向け」のダンスをシニア・プレシニア向けに教えているところもあります。ダンスは、リズム感を養えますし、部位ごとで違う動きをする運動なので、脳トレにもおすすめです。寝たきり予防や認知症予防でダンスを取り入れている医療施設もありますので、健康づくりのひとつとして始めても良いと思います。
初めのうちは気恥ずかしく感じるかもしれませんし、思ったようにできなくてくやしい思いをするかもしれませんが、あまり気にする必要はありません。まずは音楽にあわせて体を動かすことから始めてみてください。
ダンスのメリット
- 有酸素運動をしながら、リズム感やバランス感覚を養うことができる
- 脳トレにもなり、ストレス解消や美容効果も期待できる
- 懐かしい曲や流行りの曲にあわせて踊れる楽しみがある
- いろいろな人とコミュニケーションをとる機会が増え、友達や仲間づくりができる
- 達成感を味わえ、お気に入りのウェア・ファッションを集める楽しみもある
ダンスを楽しむコツ
- シニア・プレシニア世代を受け入れているか確認し、自分のダンスレベルにあうコースがあるか教えてもらう
- 水分補給・汗ふき用のタオルを用意し、動きやすい内履きシューズを用意する
- 動きやすい服装でOK。速乾透湿素材のウェアだと、汗対策になる
- 最初から頑張り過ぎない。まずは楽しむことから始める。まわりと比べず、自分なりに少しずつ上達すればOK
- 年齢にかんけいなく、上手いと思った人、トレーナー、先生、先輩などのアドバイスを素直に聞く
ドローン
ドローンは急速に普及が進んでいて、趣味として楽しむ人はもちろん、仕事として取り組む人も増えています。2022年の航空法の改正で機体重量100g以上のドローンに関する規制が細かに設定されましたが、100g未満のドローンであれば、室内でも飛ばせますし、屋外でも比較的広い範囲で飛ばせます(ただし、飛行禁止エリアなどの規制はある)。トイドローンのような簡易的なドローンであれば比較的安い価格で購入できるので、初心者にもおすすめです。子どもと仲良く楽しむこともできます。
100g未満の小型ドローンでも100g以上のドローンでも、産業用ドローン・FPVドローンはアマチュア無線免許が必要になるので、本格的なドローンが欲しい場合でもまずはDJI Mini 3 proのような大衆向け・汎用向けドローンを購入するようにしてください。
ドローンのメリット
- ゲーム感覚、おもちゃ感覚で気軽に楽しめる。子どもや孫、甥・姪と一緒に楽しむことも可能
- 空間認識能力や反射神経などを鍛えることができ、脳トレにもなる
- 飛行可能・撮影可能な場所では、地上からは撮影できないような写真・動画を撮影できる
- 小型のドローンであれば室内でも楽しめる。安価なモデルも豊富
- ある程度の技術を身につけ、ドローンの資格を取得すれば、副業・転職に有利になる場合がある
ドローンを楽しむコツ
- 法律・ルール・マナーを必ず守り、分からないことがある場合は、必ず専門家に確認する
- トイドローンやシュミレーターから練習し始めると、無理なく上達できる
- ある程度の技術が身につくまでは、室内や自宅の庭などで練習し、ほかの人に迷惑をかけないようにする
- 練習する環境がない人は、スクールなどを利用するのもおすすめ
- 空撮用など、本格的なドローンはレンタル可能なものもあるので、まずはレンタルしてみるのもOK(ある程度の技術を身につけてから)
ひとり旅
実は、ふたり旅には、自己管理力・自己肯定力が高まり、幸福感を得やすくなるというメリットがあるといわれています。自分の思うままにスケジュールを組み、人に気を使うことなく気ままに旅することは、家族旅行やグループ旅行とは違った楽しみ・時間を過ごすきっかけになります。ひとり旅をするのは難しいという人は、パートナーや友人とのふたり旅にすると、ひとり旅に近い楽しみを味わえますし、楽しみ・感動を共有するというひとり旅ではできないメリットもあるので、試してみてはいかがでしょうか。
まずは、日帰り〜1泊旅行で移動できる近場から始めて、少しずつ宿泊数を増やすようにすると、不安も少ないと思います。旅先で見つけた公園や森林などで森林浴を楽しんでも良いですし、折りたたみのアウトドアチェアを携帯し、気ままにチェアリングを楽しむのも面白いです。見栄を張ったり、周囲の人とバランスを取る必要もないので、自分が楽しめるならお金をかけなくても良いですし、思いっきり贅沢したってかまいません。思うまま旅を楽しんでください。
ひとり旅のメリット
- 他人に気をつかわず、自分の思うままのスケジュールで旅行できるし、ノープランで気のおもむくままの旅もできる
- 自分でスケジュール・予算を管理するため脳を活性化でき、感情のコントロールをすることで前頭葉の活性化も期待できる
- ストレス解消・リラックスにつながり、気持ちが前向きになる。幸福感・自己肯定感も高めやすい
- お金をかけない旅もできるし、思いっきり贅沢な旅もできる
- ひとりを楽しむ能力を高めることで、老後も楽しく健やかに暮らせるようになる
ひとり旅を楽しむコツ
- 旅のスタートとゴールを決める、予算を決めるなどして、金銭面・安全面のリスクヘッジをしておく
- 金銭面・安全面が問題ないようなら「楽しめそうなもの(こと)」を選ぶようにする
- 周囲の反対や不安などでひとり旅が難しいと感じる場合は、ふたり旅から始めてみる
- 旅の思い出を写真や動画に残したり、日記や詩、俳句などに残すなどして、創造力を刺激する
- もしものときのため、おおまかなスケジュールを家族などに共有しておく
シニアにおすすめの文化的な遊びや趣味|前向きなチャレンジが成功のポイント
文化的な遊び・趣味や専門性が求められる遊び・趣味は、初心者のシニア・プレシニアには少しハードルが高いと思われがちですが、今は役に立つ情報を集めやすいので、ひとむかし前よりもチャレンジしやすく、長続きしやすいです。やさしく丁寧に教えてくれるスクール・本・コミュニティもあるので、まずは気軽に、前向きにチャレンジしてみるのが、成功のポイントになります。
とくに制限を設けず、興味あることにチャレンジしてもらいたいですが、以下の遊び・趣味は、シニア・プレシニアの初心者でも比較的チャンレンジしやすいのでおすすめです。シニア・プレシニアも利用できるお店・施設・コミュニティもたくさんあるので、情報収集しやすく、モチベーションも保ちやすくなります。
歌・楽器
歌・楽器は、年齢を問わず始められる趣味です。最近はひとりカラオケができるカラオケボックスもありますし、楽器演奏可能なカラオケボックスもあります。シニア・プレシニアが利用できる歌・楽器スクールもあるので、独学でもスクールでも、取り組み始めるのはそこまで難しくないと思います。
周囲に迷惑をかけないように騒音対策は必要ですが、ヘッドフォンを使えばミュートできる機能がある電子楽器も増えてきましたし、歌声を小さくできるグッズもあります。気になる場合は、リフォームして防音部屋を作ってもいいかもしれません。簡易的な防音部屋なら、DIYで作る方法もあります。
歌・楽器のメリット
- 脳の老化予防に役立ち、ストレス解消にもなる
- 運動的な要素もあるので、運動不足解消にもなる
- ひとりで楽しむことも、コミュニティなどで仲間を作って楽しむこともできる
- スクールやイベントなどに参加することで、外出する機会やコミュニケーションをとる機会が増える
- 楽器にもよるが、そこまでお金をかけなくても始める方法がある
歌・楽器を楽しむコツ
- 好きな歌・曲・歌手・バンド・楽器から始める。とくにないという人は、おすすめから始めても良い
- 上手い下手など、周囲の声はあまり気にしない。ただし、先生のアドバイスは素直に聞き入れ、マイペースで練習する
- 家族や近所とのトラブルを防ぐため、防音対策をきちんとしておく
- スクール・楽器で使うお金をきちんと管理する。使いすぎに気をつける
- 独学の人も、ある程度経験を積んだ段階で、アドバイスしてもらえる環境を作るようにする
料理
料理を趣味にすることは、日常生活を彩りにもなりますし、節約や時短にもなります。もし、自分よりもパートナーの家事負担率が高い状況なら、料理から後片付け・掃除まで家事をきちんとこなすことで、パートナーの負担を減らすきっかけになると思います。外食やテイクアウトのご飯も美味しいですが、自宅で作りたてのご飯を食べたり、お昼に自分で作ったお弁当を食べるのもけっこう楽しいです。
メニューを考えることは脳の活性化につながりますし、味や香りを楽しみ、できあがりを想像しながら料理を作ることは、認知症の予防にもつながります。今は便利な調理家電や調理器具がたくさんありますし、お手軽レシピも豊富です。初心者の人も取り組みやすいので、ぜひチャレンジしてみましょう。
料理のメリット
- 趣味と節約・時短との両立ができる
- 健康面に気をつかいたい人は、より細やかな対策が可能
- 後片付け・掃除まできちんとこなせば、パートナーの家事の負担を減らせる
- 脳を活性化し、認知症・生活習慣病の予防にも役立つ
- いろいろな料理を作れるようになると、食生活が充実し、日常生活の彩りが豊かになる
料理を楽しむコツ
- まずは簡単な料理・レシピから始める。炊き込みご飯、サラダ、レンチンのみの料理でも良い
- 便利な調理家電・調理器具を最大限活用する
- カット野菜やミールキットなどをうまく活用する
- 慣れてきたら、新鮮な食材や旬の食材、ご当地の食材をお取り寄せして料理を作ってみると、特別感のある料理になる
- キッチンの掃除や後片付けまできちんとこなすのが、料理の醍醐味
家庭菜園・週末農業
家庭菜園や週末農業は以前から人気の趣味・遊びで、最近はさらに人気が高まっている印象です。週末農業ができる農地も増えていますが、いつも埋まっていてなかなか借りられないこともありますよね。家庭菜園・週末農業を始めると、食費の助けになりますし、採れたて新鮮な野菜・果物を食べられます。農薬や肥料を気にする人は、大変ではありますが、無農薬・減農薬・有機肥料のみの野菜・果物を栽培することも可能です。
また、家庭菜園・週末農業は、リラックス・リフレッシュにつながり、ストレス解消にもなります。情操教育の一貫にもなるの、子どもや孫がいる人は、一緒にやっても良いでしょう。最近は、魚の養殖(観覧魚含む)と植物・野菜栽培をアクアポニックスという循環型農業(魚の排泄物を肥料にし、植物に濾過させ水槽の水に再利用する農業)を家庭でも楽しめるようになりました。興味がある人は、ぜひ試してみてください。
家庭菜園・週末農業のメリット
- 食費の節約につながり、採れたて新鮮な野菜・果物を楽しめる
- 土に触れ、植物を育てることはリラックス・リフレッシュにつながり、子どもの情操教育にもなる
- 食の安全・栄養などの知識が豊富になり、生活のなかに取り入れることができる
- 年齢を問わず始められるし、費用をかけなくても始められる
- 無農薬・減農薬で有機肥料栽培の野菜・果物を育て、採れたてと食べることができる
家庭菜園・週末農業を楽しむコツ
- いきなり難易度が高い野菜にチャレンジしない。難易度が低い野菜からチャレンジする。初心者が葉物野菜にチャレンジするときは、害虫がつきにくい秋がおすすめ
- スプラウト(カイワレ大根など)や人参・大根・豆苗などの野菜クズを使った家庭菜園なら、室内ですぐに栽培可能。ハーブ類の家庭菜園もおすすめ
- 虫が苦手な人は、ハイドロボール・ゼオライト・ジェルポリマーを使った水耕栽培から始めても良い(栽培できる野菜・果物は限られる
- 週末農業を始めるときは、レンタルする農地の状況をよく調べる(土質・栽培可能な植物など)。スタッフにサポートしてもらえるかの確認も大切
- アクアポニックスをすると魚と一緒に野菜・果物を育てられ、自然と命のサイクルやエコロジー、環境汚染について意識できるようになる(肥料追加が必要な場合あり)
ブログ・SNS・文筆活動
動画編集や画像編集は難しいが文章なら書けるという人は、ブログやSNS、文筆活動を始めてみてはいかがでしょうか。まずは日記代わりに毎日起こったことを書き記すことから始めてもいいですし、オリジナルの小説を連載しても面白いです。世間では、You TubeやTik TokがSNSの主流で、次いでInstagram、twitterが使われているという感じになっていますが、ブログなどの「テキスト情報」の重要性は、今後も廃ることはないと思われます。
現在は、ブログ開設も簡単ですし、htmlなどのプログラムの知識がなくても本格的なブログ・HPが作成できます。ある程度アクセス数が増えてくれば、ブログ・HPにアフィリエイト広告やAdSense広告を実装して、副収入を得ることも可能です。利用者が多い動画コンテンツに手を出すより、穴場のブログのほうがうまくいくかもしれませんよ。
ブログ・SNS・文筆活動のメリット
- 文章を考え、書く・タイピングすることで、脳の活性化につながる
- 文章を書くためにいろいろなことに興味を持つようになり、心が若返る
- 簡単なプログラミングなど、ウェブの基礎知識を学習できる機会になる(Wordpressなどでオリジナルサイトを作成する場合)
- 文章好きな人、同じ趣味を持つ人などとつながり、仲間をつくることができる
- 副業など、副収入のチャンスができる。老後の収益源になる可能性もある
ブログ・SNS・文筆活動を楽しむコツ
- 最初は少ない文字数でも良いので、継続して定期的に書き続けられる環境を整える
- ブログ・SNSを連動して投稿すると、表現に変化が出てくるし、閲覧数も高めやすくなる
- ブログ・SNSつながりを大切にする。自分のブログ・SNSの拡散の助けになる場合もあるし、生涯の大切な友達になる可能性もある
- 閲覧数を稼ごうと、人を批判するような炎上リスクのある投稿をしない
- 収益化を目指す場合も、着実に地道に行動することが大切。「こうすれば爆益」を謳うような情報商材には手を出さないのが無難
外国語
英語・中国語・フランス語・イタリア語・ドイツ語など、外国語を勉強することで、コミュニケーションの機会が増えますし、自分の知見や考え方、価値観も広がります。海外旅行に行くときも便利ですし、海外から訪日した人に対応することで、人助けもできます。海外の人をターゲットにした商売を起業し、インバウンドビジネスにチャレンジするのも夢があります。
初めての外国語であれば、基本的にはまず英語から始めることをおすすめしますが、どうしても学びたい外国の言語があるなら、その言語から学び始めましょう。本などのテキスト学習も大切ですが、実際にコミュニケーションをとることも大切です。今はオンラインスクールも豊富なので、うまく活用してみてください。
外国語のメリット
- 新しい外国語を話せる、聞き取れるようになると、達成感があり自信につながる
- ある程度続けると、海外の映画やドラマなどを吹き替えなしで楽しめるようになる
- いろいろな国の人とコミュニケーションをとることができ、考え方や価値観が広がる
- 今まで出会うことがなかった、新しい人・コミュニティに出会うきっかけになる
- インバウンド需要を狙ったビジネスなど、新しいビジネスチャンスを活かせる可能性がある
外国語を楽しむコツ
- 本を読む・スクール体験をするなど、まずはできることから始める。
- 楽しいことを絡めて学習する。英語の映画を見る、英語の曲を聞くことから始めてもOK
- 学習したことを使って実際にコミュニケーションをとることが大切。オンラインサービスをうまく活用しよう
- 1対1だと緊張するという人は、グループ学習のほうがおすすめ
- 語学系の資格は多数あるので、資格取得を目指して学習するのもおすすめ
受験・資格取得
シニア・プレシニアでも、世代によって大卒・高卒の割合に差が出てきますが、リスキリングが話題になっていることもあり、大学・大学院への入学希望者や資格取得の希望者が増えているといわれています。生涯学習として聴講できるところも大学・大学院もありますし、社会人学生として若い学生とともに学んでいるシニア・プレシニアもいます。高等学校卒業程度認定試験(かつての大検)をクリアして、大学受験をした人も少なくありません。
「受験・資格取得」と聞くと、最終目標は「仕事・ビジネス」と考えがちですが、単純に「学びたい」と思いチャレンジしている人も多いようです。仕事・就職に役立つ国家資格やメジャーな認定資格を取ることも良いですが、趣味や好きなことに関する知識を深める民間資格を取ることも楽しいのでおすすめです。
受験・資格取得のメリット
- 受験・資格取得に成功することで、収入アップ・キャリアアップを狙える
- 資格を取得することで、独立・起業のチャンスが広がる可能性がある(独立・起業に資格が必要になる場合がある)
- 趣味や好きなことに関する知識を深めることができ、同じ趣味を持つ仲間を作るきっかけになる
- 新しい知識・技術を身につけることで考え方が広がり、新しいやりがいが生まれるきっかけになる
- 将来を明るく前向きに考えられるようになり、夢を持つことで前向きな考え方・行動ができるようになる
受験・資格取得を楽しむコツ
- 失敗しても気にせず、気軽にチャレンジする
- 短期ではなく、長期で目標設定する
- 受講料など、費用面で無理をしない。シニア・プレシニアが使える奨学金・補助金などもあるので、問い合わせしてみる
- 体力的・経済的につらいときは、休むのも大切。がんばることは大切だが無理は禁物
- 若い人と一緒に学習するときは、先輩風を吹かさない。とは言え、若い人に無理にあわせる必要はなく、普通に「年齢が上の人」として接するなど、相手を尊重しつつ無理のないコミュニケーションをとる
FX・株式投資
投資にもいくつかありますが、比較的少ない予算で始められる投資として、FX・株式投資があります。FXはレバレッジが効かせられるので、少ない証拠金しかない場合でも大きな利益を得られる可能性がある反面、損益(いわゆる負け分)も大きくなりやすいです。株式投資はそこまで大きなレバレッジは効かせられませんが、積立を続けることで長期的な利益を獲得できます。株式投資には、NISAのように税金が優遇されるサービスや、iDeCoのように節税をしながら老後の資金を貯めるサービスなど、老後を見据えて長期的にトレード(取引のこと)するほうがお得なサービスがあります。
一般的には、FXは「投機的な投資」の側面が強く、短期的な利益獲得を狙うタイプの投資とされています。ただ、投機が必ずしも悪いわけではなく、長期的な株式投資でも、元本割れなどのリスクがないわけではありません。FXでも、投機の欠点を理解したうえでリスクヘッジができれば、順当に利益を重ねられる可能性はあります。
FX・株式投資のメリット
- 給料以外の収入・資産を獲得できる可能性がある
- 老後の資金の一部として使える
- トレードした通貨・銘柄で利益を得る喜びを味わえる
- 大きな投資の資金を貯めるために使える
FX・株式投資を楽しむコツ
- 元本割れのリスクがあることを理解してトレードを行う
- 国内口座でトレードする。海外口座には出金拒否があっても保障されないなどのリスクが伴うため非推奨
- 「爆益」「◯億勝ちました」などの情報商材には手を出さない。爆益があれば爆損もあるということであり、そもそも情報の内容が金額にみあっていないものが多い
- 「聖杯(必ず利益が出る投資方法)」はないと心得る。リスクリワードの基本を押さえながら着実なトレードを心がけることが大切
- 相性にあわない投資方法もあり、そもそも投資自体が向いていない場合もある。マインドセットで変わる場合もあるので、向いていないと感じたときは、一旦投資をお休みする
遊びや趣味を楽しむときの注意点|気遣いと現実を忘れないのがポイント
遊びや趣味には、毎日の生活を彩り前向きな気持ちにしてくれるなどのさまざまなメリットがありますが、「好きだから」「楽しいから」と考えなしに行動し続けると、取り返しのつかない大きな失敗をしてしまう可能性があります。以下を心がけながら、無理なく堅実な楽しみかたを身につけましょう。
適切な金銭感覚を養う
遊びや趣味に関する大きな失敗のひとつに「散財」、いわゆるお金のトラブルがあります。FX・株式投資などの投資詐欺などがメディアでもたくさん取り上げられていますので、気をつけている人も多いと思います。ただ、FX・株式投資以外でも、遊びや趣味に関するお金のトラブルは多いです。
「米食う金をギャンブルに使うな」と例えられることがありますが、基本的には遊びや趣味でも「余裕のあるお金」で楽しむことが大切です。資産管理をきちんとしたうえで、余裕のあるお金(なくなっても暮らしていくのに困らないお金)で楽しむようにしてください。
教えてくれる人には敬意を払う
シニア・プレシニアの年齢になると、教える人や先輩にあたる人が年下ということも少なくありません。最低限の礼儀を守り、教えてもらうときは敬意を払ったうえで、アドバイスは素直に聞くようにしましょう。あまりにへりくだりすぎると先方が恐縮しすぎてしまい、コミュニケーションがぎくしゃくしてしまうかもしれませんので、その点は気をつけてください。
詐欺には要注意
「金銭感覚」の項でも書きましたが、お金が動くところには詐欺が出没します。シニア・プレシニアの人は、とくにターゲットにされやすいです。「お金がかからない趣味として始めたのに、のめり込んだら気づかないうちに詐欺にだまされていた」というケースもあります。「うまい話には乗らない」「急にお金が必要になる」「捺印・署名を伴う書類が必要になった」などの場合には、本当に注意してください。家族や友人などに相談するなどして、「ひとりで決めない」ということも大切です。
ひとりでも楽しめる方法を見つける
シニア・プレシニアになると、若いときのように大勢で楽しめる機会が減っていきます。これは、趣味や遊びを楽しむときでも同様です。ひとりでも楽しめる・幸せを実感できる人のほうが、老後の充実度が上がるともいわれています。今のうちに、ひとりでも楽しめるソロ活の方法を見つけておくと、今現在もこの先も過ごしやすくなると思います。
おわりに:シニア・プレシニアからでも新しい趣味・遊びは始められる。ただし、お金のトラブルには注意しよう
今回は一般的な趣味・遊びを紹介しましたが、シニア・プレシニアからでも新しい趣味・遊びを始められますし、健康上・法律上の問題がなければ始めてはいけない趣味・遊びはありません。シニア・プレシニアのお金のトラブルが増えていますので、その点は十分に注意しながら、自分が楽しめそうなもの、やってみたいものを気軽にチャレンジしてみましょう。
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